FXのデメリットというと、一番大きいのがリスクであろう。
ここのリスク評価ができない人にとっては、短期でもうけが出たとしても、長期的な目で見れば、FXはデメリットしかないとおもう。
このリスク評価というモノは、プロにとってもなかなか難しいモノで完璧な正解など出せるものでは無いのだけれど、為替の変動するリスクをきちんと考えておけないような人はFXには向いていないのでは無いのだろうか。
システム的な側面で言えば、FXというものは、勝っても負けても、手数料の入る仲介業者が儲かる仕組みになっていてそれがあるから、誰かが負けたとしてもその分、ごっそりと勝った人の手に入るというわけでは無い。
一見、FXを扱う会社の取り分は、ごく僅かなように思うかも知れないけれど、取引を頻繁に行っていると、結構な話になるのである。
最も、仲介業者が適正な手数料をとるのは、全ての取引において当たり前なので、そこは悪くは無いのだけれど、なるべくリスクを減らして、細かく利益を確定していこうとすると、その分、手数料が、かさむというコトになるのだ。
なかなかジレンマがある。
さらに、FXのメリットであり、またデメリットであであるのがレバレッジの設定により、自己資金の何倍もの金額を取引できるコトだ。
つまり1ドル80円の場合、80万円を手数料無しで、そのままドルにすると1万ドルしかならない。
たとえば1%の変動があったとすると、1ドル当たり80銭だから、8000円の差額の発生しか生まれないわけである。
しかし、30倍のレバレッジを設定しておくと、手持ちの80万円の資金で30万ドルの運用が出来る。
このとき、1%の変動があったとすると、差額は24万円である。
コレは、きちんと為替が読めるときには、小資本で大きな収穫がありえるので大変魅力的な話だ。
しかし、恐ろしいことに、この差額がそのまま損であったとすると、80万円だった自己資金は、わすが1%の変動で56万円になってしまうコトを意味している。
この当たりのコトを感覚的に把握して適切な運用が出来ない人には、FXのデメリットだけが残ってしまう。
きちんとした判断でデメリットを乗り越えられる人だけがFXで勝てると言えるだろう。